3ヶ月前にお客様に勧められた本を読んでみました。
”Google を支える技術 -巨大システムの内側の世界-”
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32045396
文系の私にはソフトウェア開発のことは欲理解できなかったのですが...。
Google のやっていることってかなり我社に似てますね。
膨大なデータを処理するために、分散コンピューティング(クラスタリング)を
採用したのはまさに共通。
分散コンピューティング、分散ファイルストレージ環境を実現するために、
OS + ファイルシステム(GFS)の開発に大きな投資をしている点も共通。
違うところはといえば、ハードウェアに対する考え方と、売る側か使う側か
ということか??
私が読んだ限りでは、Google は1-2本のディスク付きサーバーを GFS が束ねて
大きな領域を作っているように見えます。
我社は12本のディスクを積んだモジュラーストレージを束ねて、大きな領域を
作っています。
これって、ディスク本数の違いだけじゃん...と感じました。
(それぞれのコミュニケーションは 1GEでやってる部分も違いますが。)
IQ200 で大規模システムをつくると同じ感じになるのでは...?!
興味深かったのは、ハードを自前で作っているにも関わらず、コスト面では
一番大きな割合をしめているということ。
(アプライアンスを買ってきた方が安かったりしないのか?)
また、今後はやっぱり電気代がキーになってくるということにも注目です。
電気、スペースについては特に日本ではシビアでしょうね。
Google って、日本にデータセンターをってるのでしょうか?
持っていたとしたら、米国と比べてかなり割高なんでしょうね?
しかし、数百~数千億?/年間の投資ができるほどネット広告が儲かるとは。
先見の明がある人は良いねぇ。次世代は一体何がブレークするのでしょう???
良い情報を募集致します。