渋谷で働く営業本部長のブログ

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「トレース〜科捜研の男〜」の最終回を観た(ネタバレあり)

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3/18(月)に最終回が放送された「トレース〜科捜研の男〜」。

放送開始前は、「科捜研の女」のパクリだとか言われていたが...。

 

科捜研法医研究員の真野礼二(錦戸亮)が家族を失った“武蔵野一家殺人事件”。

その謎を追いかけつつ、新人の研究員・沢口ノンナ(新木優子)、

刑事の勘を頼りにする警視庁捜査一課の虎丸良平(船越英一郎)と難事件を

解決していくというストーリーです。

前回までは“武蔵野一家殺人事件”についてそんなに気にしてなかったのですが...。

最終回は一挙にその真相が明かされちゃうんですね。

 

(内容・結末)

“武蔵野一家殺人事件”が起こった当時、真野の姉・仁美が実は妊娠していた。

そして、お腹の中の子供の父親が、事件の犯人であると突き止めた。

そんな中、真野の兄・義一の元クラス担任で、現在は真野の捜査の協力をしている

高校教師・早川(萩原聖人)が第三者では知りえない情報をポロっと漏らす。

不審に思った真野が早川のDNAを鑑定をすると、仁美の子供の父親だと判明する。

また仁美、早川と現在は警視庁刑事部長の壇(千原ジュニア)とのつながりが判明。

真野が壇を呼び出し、問いただすと、壇は事件に関する真相を語り始めた。

 

事件は壇が偶然義一を見かけ、ふと、

「あの笑顔を踏みにじってやりたい。苦痛にゆがむ顔が見てみたい」

という衝動に駆られたことが発端。

そこで壇は、義一の同級生を脅して、義一をイジメさせた。

ほどなくして、義一は不登校になり、壇の「楽しみ」がなくなってしまった。

そんな時、早川と不倫していたが子供ができたため捨てられた仁美は、

壇に、義一と同じように早川をイジメてほしいと頼んだ。

壇は不倫暴露を脅し文句に、今度は早川をイジメるように仕向けた。

そして、早川は精神がギリギリになるまで追い込まれてしまう。

精神的にギリギリまで追い込まれた早川に壇は、仁美の殺害を示唆する。

早川は言われるがままに仁美、真野の両親を殺害。

次に壇は、義一に、

「一家殺害の罪を着て自殺しなければ弟を殺す」

と脅迫し遺書を書かせ、最終的には殺害してしまった。

 

事の顛末を知った真野は壇を殺そうと拳銃を手に取るが、引き金を引けない。

壇は、引き金を引くことができない真野に向かって

「お前の完敗だ。ざまあみろ」

と言い残して立ち去ろうとした。

すると次の瞬間、早川が飛び出して、壇の胸をナイフで刺した。

そこに虎丸、沢口が到着し、事件は決着した。

 すっきりしない終盤だったが、橋の上で真野と虎丸が分かりあえたのが唯一の救いか?

と思いきや、昏睡状態の壇が目を覚ますという意味深な終わり方。

 

(感想)

すべてはひとりの人間のゆがんだ心の闇から始まった。

その人間は警視総監の息子で、なんでももみ消せるという思い込みをしていた。

そしてそこに、いじめという実行動が絡んでいく。

しかも、主犯である壇は実行せずに命令だけをしている。

これは現在の日本を風刺したものなのか?

 

あまりにもエグすぎる内容でネット上では賛否両論あるようですね。

でも、この背景は全く予想できなかったので、ドラマとしては面白かったと思います。

最後の意味深な終わり方は、続編への布石かなぁ?

スッキリはしませんでしたが、楽しく観させて頂きました。

 

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