とうとう念願の続編を観てきました。
ターミネーター ニュー・フェイト
キャスト
T-800 (アーノルド・シュワルツェネッガー):
ターミネーター(前作)と瓜二つの外見をしたターミネーター
サラ・コナー(リンダ・ハミルトン):
ジョン・コナーの母親
ダニー・ラモス(ナタリア・レジェス):
2042年の未来に大きく関わる女性
ミゲル・ラモス(ディエゴ・ボネータ):
ダニーの弟
グレース(マッケンジー・デイヴィス):
2042年の未来からダニーを助けに来た強化型兵士
REV-9(ガブリエル・ルナ):
2042年の未来からダニーを殺すためにやってきた新型ターミネーター
ストーリー
ジョン・コナーは未来から来たターミネーターT-800 の自己犠牲によって生き残ることができました。
しかし、恐れていた「審判の日」も回避したはずの世界へ再び送り込まれた新たなターミネーターT-800 によって、ジョン・コナーは命を落としてしまいます。
サラ・コナーは 30 億人を救っても息子一人さえ守れなかった事実に落胆し、酒に浸りながら、身を隠して生活していました。
22 年後の 2020 年、地球には再び重大な危機が迫っていました。
ある日、メキシコシティの自動車工場で働く 21 歳のダニエラ・ラモスと、弟のディエゴのもとにターミネーターREV-9 突然現れ、襲います。
抹殺される間一髪のところで彼らを助けたのは、同じく未来から送り込まれた強化型兵士のグレースでした。
執拗に追いかけてくる REV-9 から必死に逃げ、かろうじて工場から車で脱出することができましたが、喜んだのも束の間。
ラモス姉弟とグレースはハイウェイまで来ると、REV-9 の猛追から逃げきれないことを悟り攻撃をしかけますが、何度倒しても REV-9 は繰り返し再生します。
その場でディエゴは犠牲となり、命を落としてしまいました。
グレースとダニエラ(通称ダニー)が窮地に立たされたとき、そこに現れたのはサラ・コナーでした。
彼女は息子ジョンを失って以来、ターミネーターを宿敵として人生を送ってきたのでした。
サラが REV-9 と戦っている隙に、グレースはダニーを引き連れ、サラの車を奪いその場を去りました。
しかしここでグレースのエネルギーが切れてしまい、薬局を襲って薬を強奪し、手当てをしているところへサラが追いつきました。
険悪なムードになったサラとグレースでしたが、未来から送られてきたグレースからサラは衝撃的な事実を聞かされます。
それは、未来では人工知能「リージョン」の反乱で数十億人の人間が犠牲になるということ。
そして、そのリージョンとの闘いで人類の運命を左右するのがダニーであり、彼女を抹消するために REV-9 が未来から送られてきたと言うのです。
サラ達がスカイネットの誕生を阻止したはずの未来では、リージョンという新たな AI の暴走によって人類は滅亡の危機に瀕していたのです。
サラは、差出人不明のメールでターミネーターの現れる場所と時間の情報が届くのだと告げました。
しかもそのメールは必ず「ジョンのために」という文面で締めくくられていたとのことです。
グレースはその発信元がテキサス州だと突き止めると、そこはグレースが司令官から体に彫られた位置情報と一致していました。
サラ、ダニー、グレースの3人はメキシコからアメリカの国境越えを決意します。
一方、3 人を見失った REV-9 はメキシコシティのデータセンターへ侵入し、世界中の映像や通信情報などから 3 人の行方を特定していました。
さらに REV-9 は国境警備隊の司令官になりすまし、ダニーらを麻薬カルテル組織の指名手配犯として登録し、国境を越えたところで包囲するよう全域に指示を出していました。
そうとは知らず国境を越えたダニー、グレース、サラたちは、あっさり国境警備隊に捕まり収容所へと送られます。
収容されたダニーたち3人を容赦なく REV-9 が追い詰めます。
攻防を繰り広げながら、ヘリコプターでなんとかその場を離れることができた3人はメールの発信元であるテキサスへと向かいました。
着いたのは山奥の小さなログハウスで、その傍らには「カールのカーテン屋」と書かれた車が停まっています。
家のドアをたたくと、出てきたのはあのターミネーター T-800 でした。
年老いた様子の T-800 はカールと名乗り、シングルマザーと結婚し、その息子を育てるうちに人間の心を身に付けていました。
改心したことを告げ、ジョンを殺したことをサラに謝りました。
サラは怒りを覚え攻撃しようとしますがグレースやダニーによって止められます。
REV-9 は 3 人だけで倒すことのできない相手で、サラは T-800 と停戦し、力を合わせて、REV-9 を倒す覚悟を決めました。
REV-9 を倒すために、エネルギー兵器EMPを手に入れたサラたちでしたが、その後も執拗に REV-9 が追ってきます。
軍の輸送機に乗り換えたダニー、グレース、サラ、T-800 の 4 人でしたが、ヘリコプターから軍用機に乗り換えて執拗に追ってくる REV-9 の軍用機に体当たりされ輸送機は、大きく傾き墜落していきます。
T-800 は REV-9 を倒すため、輸送機の墜落したダムでも死闘を繰り広げます。
輸送機からパラシュートの付いた軍用車で逃げ出したダニーたち 3 人も命からがら着地し、なんとかダムの施設内に逃げ込みました。
もう逃げることができないと悟ったダニーは、ここで決着をつけると宣言します。
グレースはダニーの決意に溢れた目を見たのはこれが初めてではありませんでした。
実は未来の世界で窮地に瀕している幼いころのグレースを助けたのがダニーだったのです。
その後、ダニーはたくさんの人類を率いる司令官としてリージョンと戦ったとのことでした。
REV-9 がダニーを狙っていたのは今のうちに反乱の種を潰すためでした。
ダム施設では激戦を繰り広げますが、幾度倒しても再び蘇る REV-9 に苦戦を強いられます。
しかし T-800 によって急速に回る発電タービンに放り込まれた REV-9 はタービンごと爆発し、それによって、グレースまでも大きなダメージを受けます。
粉々となった REV-9 でしたが、再び炎の中から姿を現し、サラと T-800 が必死に食い止めます。
そこへグレースが息も絶え絶えにダニーに、
「自分の体内に埋め込まれている動力源を使えば REV-9 を倒すことができる。自分はそのために送られてきたのだと。」
訴えます。
しかし動力源を抜かれたらグレースは生きることができません。
ダニーは拒みましたが、グレースに必死に説得され、REV-9 めがけて動力源を放ちました。
そこへ T-800 がさらに抵抗し暴れるREV-9を押さえつけ「ジョンのために」と言い残して自らも犠牲となり、REV-9 を完全に破壊、封じ込めるのでした。
後日、平和な公園にはサラとダニーの姿がありました。
2 人があたたかい眼差しで見つめる先にはグレースと呼ばれる少女がいました。
感想
まずは一言、「面白かったです。」
いきなりジョン・コナーが死んで、見たことのないダニーが出てきた時は続編なのか疑いました。
でも、この物語の主役はサラ・コナーと T-800 なんですね、やっぱり。
地上、空中、水中といたる所で激闘が繰り広げられます。
ずーっと繰り広げられるバトルは迫力満点で昔よりかなりグレードアップした感じ。
最後はまた溶鉱炉かと思いきや、未来の動力源を使うとは。
そのストーリーの中にグレースとの別れなどあり、ちょっと切ないですね。
戦いが終わって、エンディングの一コマでは、新旧交代の感じがしました。
T-800、サラ・コナーなしで、ダニーを主役としたあらたなターミネーターがきっと制作されるでしょう。
その時はもしかしたら、グレースも復活するかもしれませんね。
続編に期待します。
全然関係ないですが、REV-9 役のガブリエル・ルナって錦戸亮にめっちゃ似てませんか?
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