新型コロナによる外出自粛の中、Amazon Prime Video で気になったので観てみました。
キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け
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キャスト
ロバート・ミラー(リチャード・ギア):投資会社の経営者
エレン・ミラー(スーザン・サランドン):ロバートの妻
マイケル・ブライヤー(ティム・ロス):ニューヨーク市警の刑事
ブルック・ミラー(ブリット・マーリング):ロバートの娘、会社の最高投資責任者
ジュリー・コテ(レティシア・カスタ):ロバートの愛人
ジミー(ネイト・パーカー):ロバートに恩のある青年
ストーリー
ロバート・ミラーは、ニューヨーク在住のヘッジ・ファンドの経営者です。
その日、仕事から帰宅した彼を待っていたのは、家族全員からの 60 歳の誕生祝いでした。
自宅では良き家庭人としての顔を見せるロバートでしたが、ディナーの後仕事に行くと妻のエレンに告げて向かったのは愛人ジュリーの家でした。
フランス人のジュリーは、彼と妻が設立した基金が出資するギャラリーのオーナーでした。
翌日、ロバートは借金 4 億 1,200 万ドルの返済を延期してもらうために、ジェフリーの
オフィスを訪れますが、ジェフリーは「明日までに返済しろ」と取り合いません。
実はロバートは、ロシアの銅山への投資で大きな損失を出し、スタンダード銀行への会社売却を目論んでたのでした。
ところが、スタンダード銀行の代表メイフィールドは、約束したにも関わらず、夜の会合にも現れません。
焦燥感で眠れなくなったロバートは、深夜にジュリーを誘って車で別荘へ向かうことにしますが、途中で居眠りをして事故を起こしてしまいます。
ジュリーは即死、車は爆発炎上してしまいます。
間一髪で脱出したロバートは、近くの公衆電話から迎えにジミーを呼び、事故の件を口外しないよう口止めします。
ところが刑事のブライヤーは、事故現場の公衆電話で車に乗り込んだ男がロバートではないかと疑い、ロバートにジュリーとの関係を問い質し、さらにはジミーにも接近します。
ブライヤーは黙秘するジミーに、捏造した証拠写真を使って、司法妨害で起訴される可能性があると迫ります。
恩人であるロバートと真実との間で板挟みになったジミーに与えられた猶予は 24 時間しかありません。
一方、会社の最高投資責任者である娘のブルックが、4 億 1,200 万ドルの使途不明金と二重帳簿に気づき、ロバートに詰め寄ります。
未だメイフィールドと連絡が取れず、八方塞がりとなったロバートでした。
しかし、ブライヤーの証拠写真が捏造で有ることを証明し、ジミーへの容疑を晴らすことに成功します。
そして、メイフィールドとの最後の駆け引きで、何とか自分の投資会社を売却することができ、一件落着に見えたのでしたが...。
待っていたのは、妻から全財産を渡すことが書かれた契約書でした。
妻のエレンは事故当日のアリバイ証明と引き換えに、契約書へのサインを強く要求したのでした。
感想
内容はさておき、リチャード・ギアが格好良いにつきます。
「プリティ・ウーマン」でもそうでしたが、こういう金持ちの役がめっちゃはまりますね。
ストーリーは、投資で失敗した事を隠すため、嘘をついて友人から借金。
大きな借金を背負っていることを、またまた嘘をついて借金したお金で穴埋めし、会社の売却を計画。
売却がなかなか上手く進まないことが原因で起こしてしまった交通事故を隠蔽しようとして、ここでも嘘のアリバイをでっち上げる。
とにかく、リチャード・ギア演じる投資会社代表のロバートが嘘ですべてを固めて自身の危機を乗り切ろうという話です。
途中ピンチはありますが、何とか乗り切りハッピーエンドと思いきや、最後は妻に浮気と交通事故の嘘を見破られて全財産を失ってしまう、バットエンド。
「嘘はいつかはバレる」、「嘘をついても本当の幸せはつかめない」というのがこの映画のテーマだったのではないでしょうか?
内容的にはそれほど重たくないですが、スリリングで面白い映画でした。
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