
新型コロナの外出自粛ですっかり映画、ドラマ鑑賞が日課となりました。
基本的にコメディ、サスペンス、ホラー、ヒューマンなどなど、なんでも観ます。
そんな中、割と観ないのが名作と呼ばれそうな古い映画。
せっかくの機会なのでこんな映画を観てみました。
ゴッドファーザー
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キャスト
ヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド):
ニューヨークマフィア、コルレオーネ・ファミリーのドン、ゴッドファーザー
マイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ):
ヴィトーの三男で、コルレオーネ・ファミリーのトップとなる人物
ソニー・コルレオーネ(ジェームズ・カーン):
ヴィトーの長男でもともと後継者に位置づけられており
フレド・コルレオーネ(ジョン・カザール):
気の弱い性格のヴィトーの次男
コニー・コルレオーネ・リッジ(タリア・シャリア):
ヴィトーの末娘
トム・ヘイゲン(ロバート・デュヴァル):
ヴィトーの相談役(コンシリエーレ)を務める弁護士
ケイ・アダムス・コルレオーネ(ダイアン・キートン):
マイケル・コルレオーネの恋人で、妻となる女性
マイケル・フランシス・リッツィ(ソフィア・コッポラ):
コニーとカルロの息子
ストーリー
第二次世界大戦終戦直後の 1945 年。
ニューヨーク五大ファミリーの一角で、最大の勢力を誇るイタリア系マフィア「コルレオーネ・ファミリー」の邸宅では、ドン・コルレオーネ(ヴィトー)の娘コニーの結婚式が盛大に開かれていた。
ドンには他に 3 人の息子と 1 人の事実上の養子がおり、その中で末弟であるマイケルはただ一人裏社会には入らずに大学を経て軍隊に入り、戦場での活躍で英雄扱いを受けていた。
式に参列したマイケルは婚約者のケイを家族に紹介し、祝福される。
その華やかな雰囲気の一方で、ヴィトーは娘をレイプされた葬儀屋の男の請願を執務室にて受け、困惑しながらもその報復を部下に指示する。
また、自らが代父となった歌手のジョニーからも懇願を受け、弱気なジョニーを叱咤激励しつつ、事実上の養子であり組織の弁護士かつ顧問(コンシリエーレ)であるトムを介して、ジョニーを干そうとしていたプロデューサーのウォルツを脅し、彼が大事に育てていた雄馬の首を切り取り、彼のベッドへと放り込ませる。
ある日、五大ファミリーのタッタリア・ファミリーの客分で麻薬密売人のソロッツォが、政治家や司法への人脈も厚いコルレオーネ・ファミリーに麻薬(ヘロイン)の取引を持ちかけてくる。
麻薬取引を固く禁じるヴィトーは拒絶するが、長男で跡継ぎ(アンダーボス)のソニーは乗り気の姿勢を見せたことから、ソロッツォ(及びタッタリア)は、邪魔なヴィトーを消せば取引は可能と考えてヴィトー襲撃事件を引き起こす。
ヴィトーは複数の銃弾を受けて昏睡状態となるも一命を取り留めたため、ソロッツォの思惑は外れ、報復を訴えるソニー指揮の下で、コルレオーネとタッタリアの激しい抗争が始まる。
その中でいまだ意識の戻らない父を見舞いに病院に来たマイケルは、護衛達が警察の指示で追いやられたことに気づき、機転を利かせて見舞いのパン屋と共に護衛の振りをして、父をタッタリアの襲撃者から守る。
これにはタッタリアに依頼されたマクラスキー警部も関与しており、目論見が失敗したことに怒った警部はマイケルの顔面を殴りつける。
駆け付けたトムが割って入ったことでその場は収まるが、父を守る思いと怒りに燃えるマイケルは裏社会に入ることを決意し、兄ソニーや父の盟友で幹部(カポ・レジーム)のクレメンザやテシオに相談し、ソロッツォとマクラスキーとの会談に応じる振りをして、レストランでの会談の席で二人の暗殺を自ら敢行する。
そして、マイケルはケイに黙ったまま、組織と縁が深いシチリア島へ高跳びする。
その後もニューヨークでの抗争は熾烈を極めるが、コルレオーネ・ファミリーはソニー指揮の下でタッタリアに大損害を与え、タッタリアの跡継ぎブルーノの殺害にも成功する。
コルレオーネの勝利が間近と見られていたが、そんな折に、ソニーは妹コニーがその夫で義弟のカルロより日常的に暴力を受けていることを知って激しく怒り、カルロを問い詰めるために単身屋敷を飛び出してしまう。
その隙を狙われ、ハイウェイの料金所にてソニーは短機関銃の集中射撃を浴びて無残に殺される。
一方、シチリア島で知り合った現地の美女アポロニアと結婚し安穏とした生活を送るマイケルにも敵の手が伸び始めており、護衛役のファブリツィオの裏切りでアポロニアが爆死する。
意識を回復するもまだ体調は万全ではないヴィトーは息子ソニーの死にショックを受けつつ、タッタリアとの手打ちを決める。
コルレオーネに次ぐ勢力を誇るバルジーニが仲介役となって五大ファミリーの会合が開かれ、その場でヴィトーは麻薬取引を部分的に認めつつ、残る息子マイケルの身の安全を要求し、タッタリアとの講和が結ばれる。
その帰途、ヴィトーはトムに今回の騒動の黒幕はバルジーニだと指摘する。
ヴィトーは帰国したマイケルを正式にファミリーの跡継ぎにすることを決め、自らは相談役として退く。
若く新参のマイケルに不安を覚える部下たちも多い中、マイケルは 5 年以内にファミリーを合法化して一部のシマは譲ると言い、また有能だが平時の人材と目する義兄トムを遠ざけ、ファミリーの仕事をしたがっていた義弟カルロを重用する。
加えてマイケルはケイと再会して結婚し、2 人の子供をもうける。
しかし、コルレオーネ・ファミリーは落ち目だと内外にみなされ始めており、ラスベガスを新天地とする構想は、次兄フレドを預かっているラスベガスの有力者モー・グリーンとの対立で破綻する。
また、死期を悟ったヴィトーは、マイケルに自分の死後にバルジーニが動き出すだろうと忠告し、さらに彼との会談を持ちかけてきた者が裏切り者だと指摘する。
間もなくヴィトーは孫と菜園で過ごしている際に心臓発作で亡くなり、その葬儀の場でテシオがバルジーニとの会談を持ちかけてくる。
マイケルは会談の日を自らが代父(ゴッドファーザー)となる妹コニーの息子の洗礼式の日と定める。
洗礼式当日。
マイケルは信頼するロッコやアル・ネリらに命令を下し、バルジーニを含めたニューヨーク五大ファミリーのドン全員と、モー・グリーンの同時暗殺を実行する。
さらにテシオを粛清し、ソニー暗殺に加わっていたカルロをも粛清する。
数日後。
転居を控えたコルレオーネ邸に酷く取り乱したコニーが現れ、洗礼式の日にその父親(カルロ)を殺したこと、そもそも初めから殺すために手元に置く目的で重用していたことなどを指摘し、兄マイケルを人でなしと罵る。
それを聞いて心配になるケイは事実かとマイケルに問うが、彼はこれを否定する。
表面的には安堵の顔を浮かべるケイであったが、新たなカポ・レジームがドン・コルレオーネとしてのマイケルに忠誠を誓うところを彼女が眺めるシーンで物語は終わる。
出典:Wikipedia(2020.05.18)
感想
登場人物が多く、またファミリー内部、対立するファミリーとの関係など、しっかり観ていないと内容を把握することが難しい映画です。
第一作目となる本作はもともとファミリービジネスとは無縁の世界で生きていたマイケルがヴィトーの後を継いでゴッドファーザーになるまでの経緯を描いたもの。
内容はさておき、マーロン・ブランドは渋くて、いかにもゴッドファーザーという雰囲気。
一方のアル・パチーノは若くて格好良いです。
若いアル・パチーノにゴッドファーザーが似合うかなぁ...と思ってましたが、イヤイヤ、しっかり様になってました。
約 3 時間という長い映画でしたが、長さを忘れて観入ってしまう映画でした。
さすが、名作と呼ばれることはあります。
そしてあの「ゴッドファーザー」愛のテーマ、心に響きますね。
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