キャスト
ピーター・パーカー（トビー・マグワイア）：
遺伝子組み換えをした蜘蛛に刺されて特殊な能力を持った青年、スパイダーマン
メリー・ジェーン・ワトソン（キルスティン・ダンスト）：
長年ピーターが想いを寄せている女性
ハリー・オズボーン（ジェームズ・フランコ）：
軍事会社オズコープを経営している、ピーターの親友
フリント・マルコ（トーマス・ヘイデン・チャーチ）：
ピーターの叔父を殺した張本人
エディ・ブロック（トファー・グレイス）：
ピーターに憎しみを抱いているカメラマン、ヴェノム
ストーリー
ピーターはスパイダーマンとして、日夜正義の味方として活動しています。
ドック・オクとの戦い（スパイダーマン2）で、スパイダーマンの正体がピーターだと市民にバレてしまいました。
しかし市民は皆好意的に見てくれ、最愛の人、メリーもそばで見守ってくれています。
力が弱まってきたことからメリーと結婚する決意をしたピーターは、スパイダーマンを
やめようと思い始めていました。
ある夜、ピーターはハリーが変身したニュー・ゴブリンに襲撃を受けます。
ハリーは父がスパイダーマンに殺されたと思い込み、復讐を誓っていたのです。
スパイダーマンはニュー・ゴブリンを倒し、その際に頭部を強打したハリーは、父が亡くなる直前からの記憶を失い、ピーターへの憎悪も忘れます。
同じ頃、ピーターの伯父ベンを殺したマルコが脱獄し、警察に追われていました。
マルコは隠れた研究所で分子分解され、砂の体を持つサンドマンになってしまいます。
ベンを殺した犯人がマルコと知ったピーターは憎悪に燃えました。
するとピーターの体は謎の黒い液体シンビオートに包まれ、今までの力よりも桁外れの能力を持つブラック・スパイダーマンになりました。
その力を使い、ブラック・スパイダーマンはサンドマンを倒し、ピーターは復讐を果たします。
ピーターの活躍は順調で、新聞でもほめちぎられます。
しかし一方で女優になったメリーの方は、出演した舞台が不評で、役を降ろされてしまい、ピーターとメリーにすれちがいが生じます。
その頃、ハリーが記憶を取り戻し、ハリーはメリーをそそのかし、メリーはピーターに別れを告げます。
謎の黒い液体「シンビオート」は、宿主の攻撃性を増幅させる性質を持つことがわかりました。
怒りっぽくなった自覚を持つピーターは、今度こそ引退を決意し、ブラック・スパイダーマンのスーツを破ります。
宿主を失ったシンビオートは、ピーターに捏造写真を見破られて解雇されたカメラマン・エディにとり憑き、エディはヴェノムになりました。
ヴェノムは生きていたサンドマンと手を組み、メリーを人質にとってスパイダーマンをおびき寄せます。
スパイダーマンは絶対絶命のピンチに陥りますが、そんなスパイダーマンを救ったのは、ニュー・ゴブリンでした。
ハリーは執事に父ノーマンの死の真相を聞かされ、今まで誤解していたと知り、ニュー・ゴブリンとなってスパイダーマンを救いにいきます。
ハリーは命を犠牲にしてピーターを助けました。
ハリーの葬儀の後、ピーターはメリーの勤務先のジャズクラブを訪れ、2 人は再び結ばれました。
感想
本作でハリーが死んだのでスパイダーマンの物語の仕掛りはなくなりました。
これで単独の物語としては完結という事でしょうか？
次回作への伏線は特にないので、今後の展開なしということでしょう？
結果としてこの後、「アメージング・スパイダーマン」として仕切り直しになりますので、中途半端ではなくて良かったです。
個人的にはつまらなくはなかった映画ですが、世間の評価はいまいちだったのかもしれません。
毎回、違う敵と戦う正義の味方映画よりも何か壮大なテーマが合った方が面白いですね。
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