久々に au マンデーを活用して映画を観てきました。
コンフィデンスマンJP ~ロマンス編~
キャスト
ダー子(長澤まさみ):天才的な頭脳と集中力でターゲットに挑む女詐欺師
ボクちゃん(東出昌大):ダー子との付き合いの長い詐欺仲間
五十嵐(小手伸也):ダー子に惚れているなんでも屋
リチャード(小日向文世):超一流の変装術を持つベテラン詐欺師
モナコ(織田梨沙):ダー子に弟子入りした若手詐欺師
ラン・リウ(竹内結子):香港マフィアの女帝、通称氷姫
ジェシー(三浦春馬):ダー子と過去に因縁がある天才結婚詐欺師
赤星栄介(江口洋介):公益財団「あかぼし」の代表で日本のゴッドファーザー
ストーリー
巧妙な手口でターゲットから大金をせしめる信用詐欺師(コンフィデンスマン)のダー子は、昔なじみのボクちゃん、リチャードを振り回しながらもターゲットを釣り上げ続けます。
暇をしていたダー子が今回のターゲットに選んだのは、香港ビジネス界の裏も表も牛耳る「氷姫」ことラン・リウ。
ダー子、ボクちゃん、リチャード、何でも屋の五十嵐そして、ダー子に弟子入りしたモナコの五人は香港に上陸します。
ほとんど人前に出ることがない氷姫が、唯一、人前に姿を現すのが自身の馬のデビューする日との情報を掴み、ダー子とモナコは予言者の姉妹に扮して氷姫に接触します。
ところが氷姫の脇に甘い笑顔の男ジェシーがいました。
天才恋愛詐欺師のジェシーは、かつてダー子と共に暮らしていた過去がありました。
ダー子は予言者として氷姫に近づこうとしますが、上手くことが進まず、そんなダー子を見てジェシーは、自分ともう一度組まないかと声をかけます。
ダー子を動揺させて、リードしているように見えるジェシーも、また氷姫の心を開けきれずにいました。
氷姫の心には元夫がいることを知ったダー子は、狙いを変えて二人を復縁させることにしました。
偽の手紙で二人を呼び出し駆け落ちをさせようとしますが、待ち合わせの空港に元夫の姿はありません。
落ち込む氷姫の前にジェシーが現れ、その笑顔の優しさに突き動かされ、ジェシーの腕の中に飛び込もうとしますがその瞬間、拳銃を構えたダー子が現れ、ジェシーは渡さないと言って引き金を引きます。
庇うように二人の間に飛び込んだジェシーは腹部に銃弾を受け重傷を負って病院に搬送されます。
自分たちを裏切ってジェシーと組んだダー子に、戸惑いが隠せないボクちゃんたちですが、リチャードはかつてダー子が心奪われた「神」と呼んでいた詐欺師の存在を語ります。
翌朝、病院でジェシーに付き添っていた氷姫が目覚めると、そこはもぬけの殻で、胸元を飾っていたダイヤはなくなっていました。
すべてはジェシーとダー子の計画でした。
ダー子とジェシーがヘリポートに向かっていることを知ったボクちゃんたちは、後を追います。
ダー子は皆に別れを告げてヘリに乗ろうとしますが、しかしヘリの中にはあの赤星がいました。
ジェシーは赤星と繋がっていて、ダー子たちを罠にかけ、更にダイヤを手土産にしようとしていたのでした。
そこに氷姫と氷姫に率いられたマフィア、現地警察が現れますが、一悶着の末、赤星とジェシーが乗るヘリは飛び立って行きます。
ダー子たちを出し抜き、ダイヤも手に入れた赤星とジェシーでしたが、鑑定するとダイヤは精巧な偽物であることが分かります。
実は、氷姫の存在も含めて、すべてがダー子たちの仕込んだ大きな嘘でした。
氷姫を演じていた女性こそ、ダー子が「神」として崇める憧れの存在で、今回は彼女にも協力を得て自分の協力者を傷つけたジェシーを出し抜き、さらに自分たちに復讐を狙っている赤星も出し抜く、一挙両得の作戦を立てていたのでした。
感想
面白かったです。
最後にコンフィデンスマンが勝利する事はわかっていましたが、香港での出来事すべてが仕込みだったとは予想できませんでした。
実に壮大、スカッとした結末でした。
ダー子の演技過剰な部分は好き嫌いが分かれるところですが、このシリーズ、私は好きですね。
赤星との因縁なんて忘れてしまっていたので、TVドラマを見直してから映画を観ればもっと楽しめたと思います。
TVドラマに出演した方々のカメオ出演もありましたので...。
ひとつわからなかったのですが、映画の最後の部分でダー子達がアイドル歌手を演じてますが、あれは何か意味があるのでしょうか?
単純に生瀬を出演させて、「年齢」という落ちをつけただけ?
娯楽映画としては面白いので、続編に期待したいところです。
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