渋谷で働く営業本部長のブログ

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映画「X-MEN ダーク・フェニックス」のあらすじと感想(ネタバレあり)

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 X-MEN ダーク・フェニックスを観るために X-MEN シリーズをすべて観返しました。

そして今回、最終目的の

X-MEN ダーク・フェニックス

を観てきました。

 

 

 

 

キャスト

チャールズ・エグゼビア(ジェームズ・マカヴォイ):

人の心を読むことができる X-MEN を率いるミュータント、プロフェッサーX

エンリケ・レーンシャー(マイケル・ファスペンダー):

磁力を使って金属を操るミュータント、マグニートー

レイブン(ジェニファー・ローレンス):

姿を自由自在に変えられるミュータント、ミスティーク

ハンク(ニコラス・ホルト):

科学が得意なミュータント、ビースト

ピーター(エヴァン・ピーターズ):

高速で移動できるミュータント

ジーン・グレイ (ソフィー・ターナー):

テレパシー能力を持つミュータント、ダーク・フェニックス

スコット・サマーズ(タイ・シェリダン):

両目から光線をだすミュータント、サイクロップス

オロロ・マンロー(アレクサンドラ・シップ):

天候を操ることができるミュータント、ストーム

カート・ワグナー(コディ・スミット=マクフィー):

瞬間移動ができるミュータント、ナイトクローラー

 

ストーリー

1975 年、子供の頃のジーン・グレイは両親と車に乗っていたが、頭の中で聞こえる声に気を乱されると、大声でうるさいと叫んだ。

すると、車を運転する母はその声に驚き、ハンドルを大きく切って交通事故を起こしてしまう。

この事故でジーンの両親は帰らぬ人となるが、彼女自身は傷 1 つ無く生き残るのだった。

運ばれた病院のジーンの元にチャールズ・エグゼビアが現れ、彼女には特別なパワーがあることを伝え、ジーンを彼の学校へと連れて行き、特別なパワーを持った他の子供達と一緒に学ばせ、彼女がパワーを良いことに使うよう面倒を見るのだった。

時は 1992 年、NASA の宇宙船がトラブルに巻き込まれ、大統領から助けを求められたチャールズは、ジーンを含めた X-MEN を引き連れて宇宙船乗組員の救出へ向かう。

ジーンは救出ミッションで宇宙船から脱出出来ずに太陽爆発に飲み込まれてしまうが、熱放射を浴びたにも関わらず生還し、皆と一緒に地球へ帰還する。

同じ頃、どこかで開かれている夕食パーティーに姿を表したエイリアンがパーティーに参加していた女性を殺し、彼女の姿に変身し、そこにいた全員を殺してしまう。

このエイリアンは太陽爆発の時にジーンが熱放射を浴びた事を知っており、彼女を探しているのだった。

学園では熱放射を浴びてから様子のおかしいジーンのパワーレベルを調べるハンクが、彼女のパワーが測りきれないくらい強力であることを知る。

ある日、生徒達とパーティーをするジーンは、誰かがつけたキャンプファイヤーに強い反応を示し、パワーをコントロール出来なくなり、その強力なパワーで皆を吹き飛ばしてしまうのだった。

この出来事を受け、チャールズ、ハンク、レイブンはジーンの頭の中を調べると、ジーンがまだ幼い頃、苦しみや罪悪感から彼女を守るために両親の交通事故の記憶をチャールズが封印していた事を知る。

しかし次の瞬間、聞きなれない声が聞こえると、ジーンは目を覚まし、彼女の父親が生きていると言い出すのだった。

ジーンが自分が幼少期に暮らしていた場所を訪れると、そこには父親ジョンが住んでおり、家の中にはジョンと母エレインの写真だけで自分の写真が全く無いことに気づく。

そこでジーンはジョンの記憶の中に侵入すると、事故後にエレインの死をジーンのせいだと彼女を責め、ジーンはあの日に死んだと言い、彼女を迷いなくチャールズに引き渡すジョンの記憶を見つける。

これを知ったジーンは父親に激怒し、そこへ到着した X-MEN にも止められない程の状態になってしまい、彼女を落ち着かせようと近付くレイブンを強風で吹き飛ばし、レイブンは死んでしまう。

彼女の死を悼むハンクはチャールズに、ジーンがこんな状態になってしまったのは、彼女ら生徒達を宇宙でのミッションという危険な事をさせたからであり、レイブンが死んだのも彼の責任だと責める。

同じ頃 1 人でバーに居たジーンに謎の女が話しかけ、ジーンが浴びた熱放射は強力なもので、他の X-MEN は彼女をコントロール出来ない為に彼女を抹殺するつもりだとジーンに信じ込ませるのだった。

姿を消したジーンを追うため、ハンクはエリックに協力を頼むが、ハンクからジーンがレイブンを殺したと聞いたエリックは彼女を殺す事を決意する。

エリックとハンクがジーンを追ってニューヨークへ向かった事を知ったチャールズ達も彼らを止めにニューヨークへ発つ。

ジーンのもとへたどり着く寸前にチャールズとエリックは戦う事になるが、一足はやくエリックはジーンの元へたどり着き戦うが、破れてしまう。

するとチャールズはジーンの幼い時の記憶を操作したことを謝罪し、ジョンが彼女をチャールズに引き渡した時の自分の記憶を彼女へ見せる。

ジーンへの希望を絶対に捨てなかったチャールズの記憶を見たジーンは、これにより元の彼女に戻るのだった。

ジーンが熱放射で手に入れた強力なパワーを謎の女へ引渡そうとすると、謎の女はそのパワーで人類を滅ぼし、エイリアンたちで地球を支配する計画を明かすのだった。

その時、ミュータント監視部隊が現れてミュータント全員を捕まえると、隔離施設へ送るため電車へ乗せてしまう。

そこへジーンを取り返そうと強力なパワーを持つ様になった謎の女が率いるエイリアン達が現れ攻撃を開始するが、自由になった X-MEN がエイリアンを攻撃して人間達を救う。

自分の力を保持出来ないとみたジーンは、謎の女に自らパワーを送り、仲間達に犠牲を出さないため、女を地球の上へ連れて行くと、女を破壊させる事に成功するが、その衝撃で発生した爆風によりジーン自身も消えてしまうのだった。

自分の命を犠牲にし、ミュータントや人類を救ったジーンの死後、学校はジーン・グレイ・スクールに改名され、再び平和が戻るのだった。

 

感想

 単体としてのストーリーと映像については特に文句はない。

まぁ、ジーンとエイリアンの最終決着のシーンなどは、それなりに感動できるのではないか?

ただし、どうしてもシリーズ全体としての繋がりに疑問が残る。

旧三部作と新三部作、そしてこれをつなぐ「X-MEN フューチャー&パスト」。

この関係がわかりにくいのでレイヴン、ジーンがこの時代に死んでしまう事がどうしても納得できない。

こういうストーリーなら「X-MEN ダーク・フェニックス」を観るためにシリーズ全作を観返したがその必要はなかった。

それはこの 2 つの三部作は、別物と思って観ても問題ないからだ。

「X-MEN ファースト・ジェネレーション」、「X-MEN アポカリプス」だけ見れば矛盾を感じずにそれなりに楽しめたのではないか?

 

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