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映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」のあらすじと感想(ネタバレあり)

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前作が面白かったので、続編を観に行ってきました。

 

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

 

 

 

 

キャスト

 

加賀谷学(千葉雄大):サイバー犯罪対策室の刑事

松田美乃里(白石麻衣):Webセキュリティ会社に勤める加賀谷の恋人

笹岡一(鈴木拡樹):かつて加賀谷が務めていたWebセキュリティ会社の社長

牧田英俊(田中哲司):連続殺人事件を追うチームの責任者(刑事)

浦野善治(成田凌):前作で逮捕された囚われの殺人鬼

兵頭彰(井浦新):美乃里を追う謎の男

 

ストーリー

 

ある日の夜、海外経由のサーバーから警視庁のサイトがハッキングされ同庁内の社員データベースがアクセスされました。

そして、稲葉麻美(北川景子)と富田誠(田中圭)の結婚式で、松田美乃里は加賀谷学が「丹沢山中連続殺人事件」(前作)を解決した刑事だと告げられ、二人が結婚するには「スマホを落としてみればいい」と冗談交じりのアドバイスを受けます。

結婚式の帰り道、海岸沿いの通りで加賀谷は美乃里からキスを求められるますが公衆の面前だと拒みます。

警察には結婚相手をデータベースに登録する慣習があり、美乃里は登録して欲しいとせがみますが加賀谷は黙ってしまい、二人はその場で別れてしまいます。

その様子をスマホ越しに謎の男が見ていました。

友人の安西優香とカフェにいる美乃里は、店の Free Wi-Fi を使いソーシャルサイトへアクセスしますが、その時に店内にいる謎の男からパスワードを抜きとられてしまいます。

美乃里は帰りの夜道で人の気配を感じながらも無事自宅に到着しますが、マンション構内にあるカメラの様子もスマホから見透かされていました。

数日後、雑木林から死後 3 年が経過した長谷川祥子の遺体が発見されます。

発見現場は以前の事件と同じ場所ですが、失踪直前の長谷川祥子はロングヘアーの黒髪ではなくショートヘアーの金髪であるため、「丹沢山中連続殺人事件」との関連性については疑問が残ります。

拘置されている「丹沢山中連続殺人事件」の犯人、浦野は依然黙秘を続けていましたが、加賀谷になら話してもいいと言っています。

留置場へと向かった加賀谷は、浦野から交換条件で情報をもらうことになります。

加賀谷は浦野からの、母についての問いに「あの人とは 10 年以上話してない」と答え、不仲を悟られます。

質問に答えた見返りに、一連の事件には M という男が絡んでおり、浦野もこの M から指南を受けた事を伝えられました。

数日後、同じ雑木林から長谷川祥子の同僚で交際関係にあった吉見大輔の遺体が発見され、こちらにも M が絡んでいることが判明します。

そんな時、仮想通貨レイラコイン 580 億円分が M によって抜き取られますが、 JK16 と名乗るホワイトハッカーによってマーキングされたと、紙面を賑わしていました。

警視庁は異例だが、浦野に最高の PC とネット環境を与え、闇サイトから M の調査に乗り出します。

その後、海から打ち上げられた遺体が JK16 こと神宮寺紗綾子によるものだったことが判明し、警察は本格的な捜査に乗り出します。

加賀谷は M のアジトを浦野から聞き出しますが、既にそこには人の気配がなく、冷蔵庫の中からは身元不明の遺体が見つかりました。

次に加賀谷は浦野に促されてブログを開設することを決め、そこへ頻繁にアクセスする閲覧者のカメラから写真を撮って転送する浦野作のウイルスによって、顔面の焼けただれた M の容姿を入手しました。

美乃里は加賀谷と待ち合わた時に目にした福祉車両をもとに加賀谷の母が入居する末期がんの療養施設を訪ね、母親の虐待によって二人が不仲だったことを知ります。

ある日、JK16 こと神宮寺紗綾子のキャッシュカードを所持していた男が検挙され、浦野は闇サイトに M の手下を検挙した事を書き込み、M からのアクションを待ちます。

その頃 神奈川県警ホームページ のセキュリティが破られ、マルウェアがばら撒かれてしまいます。

周囲がどよめく中、加賀谷は浦野の元へ向かいますがそこに浦野の姿はなく、警官に化けた浦野は、作動するスプリンクラーの中、消えていきました。

その後、美乃里のスマホがウイルスに汚染されていたことが分かりますが、美乃里はおとり捜査に協力し、M から届くメッセージを頼りに、加賀谷は写真の男を追跡します。

しかし、奇襲により気を失っている間に M に雇われた男、根岸によって美乃里が拉致されてしまいます。

加賀谷は、護衛用に警視庁から美乃里に渡されたスマホを頼りに根岸を追いかけ、パーキングエリアに停まっている不審な車で根岸と対峙することになります。

しかし、美乃里が人質に取られているため身動きができず、銃を構えるものの背後からも M に銃を構えられ万事休す。

刃物を持って走り寄ってくる根岸に腹部を刺され、後ろからは M の銃声が響き渡りますが、M が撃ったのは根岸の方でした。

やがて加賀谷は気を失ってしまい、意識が戻ると病院のベットの上で、M とおぼしき男は特殊捜査官の兵頭彰と名乗りました。

兵頭は加賀谷による美乃里の部屋からの警視庁のサーバーへのアクセス時から美乃里と関係の深い人物を見張っており、JK16 とのやり取りや闇サイトとの関連から、M と偽称する笹岡一を割り出していました。

その後、加賀谷に浦野より電話がかかってきます。

長谷川祥子と吉見大輔を殺したのは本当の M で、笹岡一は M を名乗っていた偽物でした。

浦野曰く、本当の M は M のアジトにあった謎の死体で、浦野が殺したそうです。

海岸沿い、稲葉麻美と富田誠の結婚式の帰り道では仲たがいした加賀谷と美乃里ですが、加賀谷がずっと一緒にいて欲しいと美乃里に伝え、今回はちゃんとキスをします。

そして、美乃里は「スマホを落としてよかった」と言いました。

5 年前、就活中の美乃里がバス車内でうっかりスマホを落としてしまいますが、落としたスマホを拾って届けたのが加賀谷なのでした。

 

感想

 

私の周りの人の評価はイマイチでしたが、すごく面白かったです。

ハッカー対ハッカー的な要素が多くなって、より専門的になったので分かりにくくなったのは事実です。

専門用語がところどころに出てきますが、まぁ、何となく理解できれば楽しめるでしょう。

物語は前作とは別路線と思いきや、しっかり続きになっています。

大どんでん返しという訳ではありませんが、結末に向けて引き込まれる内容でした。

”囚われの殺人鬼”=浦野が脱獄したので、今後も浦野 vs 加賀谷の戦いが続くのでしょう?

小説でも第三弾の「スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス」が刊行されたので、シリーズ化が期待できるのではないでしょうか?

この映画は、小説を読まずに映像化されるのを待つことにします。

しかし、成田凌の演技は本当に素晴らしく、まさにはまり役です。

彼の俳優としての今後の成長が楽しみになりました。

 

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